- SWEETS♡KURAプレイベント
- (2012/03/06)
- 家の中の電車
- (2012/02/22)
- 高校プチ同窓会したよー
- (2012/02/07)
- 梅屋敷のオープンハウス
- (2012/01/30)
- 六本木農園に行ってきた
- (2012/01/29)
- 「だから、僕らはこの働き方を選んだ」
- (2012/01/26)
- Wikipediaで金沢市を調べてみたら
- (2012/01/21)
下田のまち遺産を活用していくための4つの提案をまとめた「まち遺産のレシピ展」を、
下記日程で静岡県下田市にて開催します。
期間中はメンバーが会場におります。
6日と7日には下田の食材を使ったフードイベントも同時開催します。
ご都合のつく方は是非ともこの機会に遊びにいらして下さい。
期間:2月4日(木)~7日(日)、11日(木)~14日(日)
時間:AM11:00~PM4:00
会場:くしだ蔵(旧町内CDクシダ裏)
住所:下田市二丁目11-12
入場料:無料
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の展示会は、
古い建物がうまく活用されるための仕組みを、
「レシピ」と称して4つ提案しています。
「こう改修します!」「こんなにかっこよくなります!」
というような建物への手の入れ方の話ではなく、
「こうすれば、借り手がつきやすくなります」
「こういう形からゆっくり開いていきましょう」
「こういうシステムにすれば街も元気になります」
というような、どちらかというとソフトの提案です。
PR
今年4/11〜6/15、
信州諏訪大社で7年に一度の御柱祭が行われます。
山から樅の大木を16本切り出し、山を駆け下り、川を渡り、境内に立てるお祭り。
とにかく歴史深く、豪快で、盛大なお祭りです。
<御柱祭公式HP>
この祭りの最大の見どころが、
「木落し」と呼ばれる氏子もろとも急斜面を駆け下りるところ。
斜面の裾野は一面、観覧席で埋め尽くされます。
いま、この観覧席の一部を木で作るプロジェクトを進めています。
東洋大学「木と建築で創造する共生社会研究センター」の樋口さん、
東京大学生産技術研究所の腰原研究室、地元の工務店と共同で。
大きなお祭りの小さな場所ですが、
このお祭りにこういった形で関わることができてワクワクしています。
大切に考えているのは、
このお祭りでの桟敷席のあり方、木のあり方。
「あり方」というのは、どんなプロジェクトでも僕が追求しているキーワードです。
木落しが行われるのは4/2(金)、3(土)、4(日)。
みなさんこの機会に是非お祭りに来てください。
僕も初体験です。
2009年の終盤はいくつかのプロジェクトが重なっていて、
ブログで紹介できないまま年が明けてしまいました。
この竹のフォリーもその一つ。
ここで告知したプロジェクトです。
地震応答実験棟を訪れる人のアイストップとして、
ちょっとした休憩所として、
そして、構造材としての竹の可能性の模索として、つくりました。
構造は張弦梁の形式を応用していて、
弓なりになった竹の復元力が全体を構成しています。
原理的には、棟はロープ一本でOK(引張りのみ負担)で、
柱なしで自立し、いくらでも長く繋げていくことができます。
制作にあてた時間は2日間。
そのプロセスをご紹介。
竹を適当な幅に割ります。
採取も自分たちで行いました。
モックアップで大きさや構法の確認。
上に「原理的に」と書いたけど、用いるのは自然素材。
往々にして、机上の原理を外れて現場でモノに触れながら進めることになります。
中に設置するベンチを制作しています。
座面は半割の竹をシュロ縄で編んで繋いでいます。
ベンチの脚は版築ブロック。
版築は砂と石灰を混ぜて突き固めたもので、コンクリートの原型です。
法隆寺や龍安寺の塀などは、版築でできています。
両端に仮設のやぐらを建て、そこに棟のロープをかけます。
このロープにしならせた竹を緊結すると、竹の復元力でテンションがかかり、
棟木として機能するというわけです。
形を安定させるために、棟に竹を一本入れ、
シュロ縄で竹の形状を調整しています。
少し見づらいですが、解体後の写真。
たったこれだけの材料で、全体を構成しています。
一般の建築物の柱のように、断面積で圧縮に耐える構造ではないからです。
このプロジェクトで得た大事な感触があります。
自然の素材を用いるのであれば、その素材に対して素直であること。
当たり前のことなんだけど、
これを設計段階からしっかり意識することで、設計が変わるし、
空間の作り方が変わる。
テクトニック・カルチャーという本の中で、ケネス・フランプトンが、
材料と構法と空間構成の自然な関係性を「構法の詩学」と呼んでいる。
それを実感するプロジェクトだった。
構法の詩学の部分でも、構造形式の部分でも、
このプロジェクトは今後何らかの形で育てていけそうな気がする。
何ができるかなー。
先日お伝えした竹プロジェクトは、
この「東京大学生産技術研究所千葉実験所」の公開に合わせたものです。
日時は11/13(金)の10時〜16時。
本日です。
もし今日西千葉に行く予定の方がいらっしゃいましたら、
是非お立ち寄りください。
地震応答実験棟の前に、魚の骨のような仮設ゲートが建っています。