- SWEETS♡KURAプレイベント
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- (2012/01/21)
昨日3/5、下田市でイベントのプレ開催をしました。
イベントは、一昨年に第一回目を開催して好評をいただいた
「SWEETS♡KURA」の二回目。
本開催は3/24〜27に開催されます。
下田市旧市街を中心としたエリアには、たくさんのスイーツショップが点在しています。
ほんとにたくさん。
このエリアに点在する蔵などのまち遺産と同様、
スイーツショップとその文化は、地域の持ち味であり宝です。
この両者を結びつけられれば、きっと楽しいしおいしい。
そんな気持ちから、僕たちでセレクトしたスイーツを一同に集め、
歴史ある蔵で販売したのが一昨年。
今年は、下田の蔵をモチーフにしたオリジナルボックスとスイーツマップをご用意。
お好みのスイーツをオリジナルボックスに詰め込み、
古い建物や風景を眺めながらマップを手にまちを歩く。
気に入ったスイーツがあれば、またボックスに入れる。
贅沢じゃないですか?
イートインも行う予定です。
昨日のプレ開催はおかげさまで盛況。
楽しんでいただけました。
詳しい情報はまた改めて。
乞うご期待。
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今年も「とうきゅうキッズプログラム」で、家づくりワークショップが開催されます。
12月10日と11日の2日間。
タイトルは『建築家と夢のおうちをつくろう!」です。
http://tokyugroup.jp/action/kidsprogram/join/popup/course_h/index.html
「とうきゅうキッズプログラム」は、こどもたちを対象にした体験型イベントで、
職業経験や施設見学など全23コースが用意されています。
僕のコースは昨年に続き、『住育』をテーマに、
工作を通じて暮らしや住まいについて楽しく学ぶ時間になっています。
子供たちの募集は終了しましたが、
当日お手伝いしてくれるスタッフを募集しています。
お手伝いと言っても、子供たちとワイワイ工作をする楽しいお仕事です。
興味のある方にはご案内のメールをお送りするので、寺崎までご連絡を!
昨年の様子や参加してくれた親子の声などは、こちらで見ることができます。
http://tokyugroup.jp/action/kidsprogram/2010winter/04/
先日、とあるホームパーティーに招待していただきました。
1年半ほど前に家具をデザインさせていただいたお宅です。
http://terayuma.blog.shinobi.jp/Entry/122/
大切に使っていただいているようで、
栗の天板がきれいな飴色になっていました。
無垢材のオイルフィニッシュには、使った痕跡が積層していきます。
まだ1年半なのに、いい表情が出ていました。
それから、やっぱりこの高さと大きさは、こういったホームパーティーにぴったり!
ナイフとフォークでいただくような料理には似合わないけど、
ソファでのんびりおしゃべりしながらビール片手につまむような、
そんなシーンにはほんとにちょうど良い。
料理もきれいに目に入ってくる。
ちなみにこの日僕がつくったのは、一つは、トマトの茗荷和え。
茗荷をざくざく切って、ゴマ油と塩と混ぜ混ぜ。
ざくざく切ったトマトの上にぶっかけておしまい。
もう一つは和風ツナサラダ。
ツナ缶と玉葱と茗荷と塩を混ぜ混ぜ。
すだちの汁と柚子の皮を入れて混ぜ混ぜ。
どちらも簡単で、ビールにぴったり。
9月ですね。
台風でなんだか変な天気が続いてるけど、
空の雲の形はちゃんと秋になってました。
8月の終わりに、この夏2回目の親子家づくりワークショップを開催しました。
これまではいつもハウスクエア横浜で行ってましたが、
今回初めて外に出て、武蔵小杉にあるSUUMO住宅展示場が会場になりました。
その時の様子を。
色とりどりの材料に群がる子供達。

何だか青い服だらけになってます。

子供がスタッフと描いた設計図。
すでに材料に埋もれてます。

アスレチックのようなおうち。
けっこう気持ち良さそうです。

スタッフと子供とお母さんが、3人がかりで木をつくってます。

百花繚乱。

このおうち、屋上になんと野球場があります。全天候型ドーム。

今年は全部で7日間のワークショップを開催しました。
約50戸のおうちが完成。
職人役のスタッフも合計36人。
おつかれさまでしたー。
このワークショップ、冬にも開催予定です。
スタッフとして参加してみたい方はご連絡を。楽しいですよ。
台風でなんだか変な天気が続いてるけど、
空の雲の形はちゃんと秋になってました。
8月の終わりに、この夏2回目の親子家づくりワークショップを開催しました。
これまではいつもハウスクエア横浜で行ってましたが、
今回初めて外に出て、武蔵小杉にあるSUUMO住宅展示場が会場になりました。
その時の様子を。
色とりどりの材料に群がる子供達。
何だか青い服だらけになってます。
子供がスタッフと描いた設計図。
すでに材料に埋もれてます。
アスレチックのようなおうち。
けっこう気持ち良さそうです。
スタッフと子供とお母さんが、3人がかりで木をつくってます。
百花繚乱。
このおうち、屋上になんと野球場があります。全天候型ドーム。
今年は全部で7日間のワークショップを開催しました。
約50戸のおうちが完成。
職人役のスタッフも合計36人。
おつかれさまでしたー。
このワークショップ、冬にも開催予定です。
スタッフとして参加してみたい方はご連絡を。楽しいですよ。
前回に引き続き、先日竣工した「かわにしの家」のご紹介。
大きなリビングの天井を見上げると、
ベイマツの骨組みが中と外の境界を貫いています。
、
むこう側には、三角形の大きなテラスが広がります。
直径10cmほどの鉄骨の丸柱が一本、そっと大屋根を支えています。
棟に走る梁と屋根先端の梁は、木で鉄板をサンドイッチしたもの。
そうすることでたわみを抑え、柱の少ない空間としました。

反対側の景色。
壁に設けられた木の枠はベンチ。
リビングとテラスの境は窓を開けることで繋がり、一つの大きな空間になります。

テラスの外は畑。ハナモモの花がまだうっすら残っています。
この畑には、施設利用者はもちろん、地域の方々も遊びにきます。
このあたりで長く生活してきたお年寄りにとって、
田畑、草木、鳥、虫、空は体にしみこんでいるものです。
そんな風景や時間と繋がるような建物の在り方を考えました。

施設がプレオープンして利用者の方が初めてこの建物に来られたとき、自然にテラスに腰掛け、
スタッフの方がお茶を持ってそっと隣に座られました。
この時、「あー、いい場所をつくることができたかな」と実感しました。

一方リビングのテラスと反対側、南側には縁側が延びています。
テラスの側とはまた違った、はっきりと明るい光が入ってきます。
開口部の高さは抑えつつ、庇を室内まで貫通させることで間接光にして光を導いています。
この飾り棚のような一枚の板が天井に陰をつくり、
ここは南側でありながらしっとりとした場所になっています。

縁側の向こうには庭が広がっています。
畑〜テラス〜リビング〜縁側〜庭、と一体となった空間、
風と光と人が、活き活きと且つ穏やかに行き来する。
その流れに対して程よい距離感で接続する個室群。
全部を一つの建築として柔らかくまとめる大屋根。
福井市郊外、山と川と街が溶け合っている風景の中で、
地域のお年寄りが暮らす場所、
そのあるべき形を考えていくと、こういう建築ができました。

大きなリビングの天井を見上げると、
ベイマツの骨組みが中と外の境界を貫いています。
むこう側には、三角形の大きなテラスが広がります。
直径10cmほどの鉄骨の丸柱が一本、そっと大屋根を支えています。
棟に走る梁と屋根先端の梁は、木で鉄板をサンドイッチしたもの。
そうすることでたわみを抑え、柱の少ない空間としました。
反対側の景色。
壁に設けられた木の枠はベンチ。
リビングとテラスの境は窓を開けることで繋がり、一つの大きな空間になります。
テラスの外は畑。ハナモモの花がまだうっすら残っています。
この畑には、施設利用者はもちろん、地域の方々も遊びにきます。
このあたりで長く生活してきたお年寄りにとって、
田畑、草木、鳥、虫、空は体にしみこんでいるものです。
そんな風景や時間と繋がるような建物の在り方を考えました。
施設がプレオープンして利用者の方が初めてこの建物に来られたとき、自然にテラスに腰掛け、
スタッフの方がお茶を持ってそっと隣に座られました。
この時、「あー、いい場所をつくることができたかな」と実感しました。
一方リビングのテラスと反対側、南側には縁側が延びています。
テラスの側とはまた違った、はっきりと明るい光が入ってきます。
開口部の高さは抑えつつ、庇を室内まで貫通させることで間接光にして光を導いています。
この飾り棚のような一枚の板が天井に陰をつくり、
ここは南側でありながらしっとりとした場所になっています。
縁側の向こうには庭が広がっています。
畑〜テラス〜リビング〜縁側〜庭、と一体となった空間、
風と光と人が、活き活きと且つ穏やかに行き来する。
その流れに対して程よい距離感で接続する個室群。
全部を一つの建築として柔らかくまとめる大屋根。
福井市郊外、山と川と街が溶け合っている風景の中で、
地域のお年寄りが暮らす場所、
そのあるべき形を考えていくと、こういう建築ができました。
設計監理を進めていた「かわにしの家」が、5月初旬に竣工しました。
小規模多機能型居宅介護施設という新しいタイプの介護施設です。
今日から何回かに分けて、写真をご紹介します。
この施設は、近隣にお住まいの高齢者の方が、
日帰りで、或いはお泊りで、サービスを受けながら時間を過ごす場所です。
一枚の屋根の下に「いえ」と「まち」の関係をつくること、
それから、
山と川に囲まれた静かな風景の中に、おおらかで穏やかな佇まいをつくること、
この2つをコンセプトに、設計しました。
風景の中にそっと置かれたような、低くなだらかなボリュームです。
四角い敷地に対して建物を斜めに置き、建物の外周全てにオープンなスペースを作っています。
こうすることで、どの面からも風や光を取り入れられる十分な”引き”をとっています。
内部は、散らばった3つの白い箱に大きな1枚の屋根がかぶさった、シンプルな構成です。
3つの箱には、5つの個室や事務室、キッチン、水回りなどが入っています。
箱の外が、みんなでご飯を食べたりおしゃべりをする大きなリビングになっています。
多くの時間をリビングで過ごし、
一人静かに過ごしたいとき、寝るときは、それぞれの個室に帰っていく。
介護施設という場所で過ごす時間を、一つの囲われた箱の中に納めてしまうのではなく、
「いえ」と「まち」のようにグラデーションを持った入れ子状の関係性の中に置こうと考えました。
そして、「まち」であるリビングは、
大屋根の広がりによって、外まで空間がのびていきます。
外へとつながる大きな窓は、北側を向いています。
柔らかい光が、一日を通して室内のすみずみまで届きます。
リビングと外をつなげる大きなテラスなどは、また次回。