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前回に引き続き、先日竣工した「かわにしの家」のご紹介。
大きなリビングの天井を見上げると、
ベイマツの骨組みが中と外の境界を貫いています。
、
むこう側には、三角形の大きなテラスが広がります。
直径10cmほどの鉄骨の丸柱が一本、そっと大屋根を支えています。
棟に走る梁と屋根先端の梁は、木で鉄板をサンドイッチしたもの。
そうすることでたわみを抑え、柱の少ない空間としました。

反対側の景色。
壁に設けられた木の枠はベンチ。
リビングとテラスの境は窓を開けることで繋がり、一つの大きな空間になります。

テラスの外は畑。ハナモモの花がまだうっすら残っています。
この畑には、施設利用者はもちろん、地域の方々も遊びにきます。
このあたりで長く生活してきたお年寄りにとって、
田畑、草木、鳥、虫、空は体にしみこんでいるものです。
そんな風景や時間と繋がるような建物の在り方を考えました。

施設がプレオープンして利用者の方が初めてこの建物に来られたとき、自然にテラスに腰掛け、
スタッフの方がお茶を持ってそっと隣に座られました。
この時、「あー、いい場所をつくることができたかな」と実感しました。

一方リビングのテラスと反対側、南側には縁側が延びています。
テラスの側とはまた違った、はっきりと明るい光が入ってきます。
開口部の高さは抑えつつ、庇を室内まで貫通させることで間接光にして光を導いています。
この飾り棚のような一枚の板が天井に陰をつくり、
ここは南側でありながらしっとりとした場所になっています。

縁側の向こうには庭が広がっています。
畑〜テラス〜リビング〜縁側〜庭、と一体となった空間、
風と光と人が、活き活きと且つ穏やかに行き来する。
その流れに対して程よい距離感で接続する個室群。
全部を一つの建築として柔らかくまとめる大屋根。
福井市郊外、山と川と街が溶け合っている風景の中で、
地域のお年寄りが暮らす場所、
そのあるべき形を考えていくと、こういう建築ができました。

大きなリビングの天井を見上げると、
ベイマツの骨組みが中と外の境界を貫いています。
むこう側には、三角形の大きなテラスが広がります。
直径10cmほどの鉄骨の丸柱が一本、そっと大屋根を支えています。
棟に走る梁と屋根先端の梁は、木で鉄板をサンドイッチしたもの。
そうすることでたわみを抑え、柱の少ない空間としました。
反対側の景色。
壁に設けられた木の枠はベンチ。
リビングとテラスの境は窓を開けることで繋がり、一つの大きな空間になります。
テラスの外は畑。ハナモモの花がまだうっすら残っています。
この畑には、施設利用者はもちろん、地域の方々も遊びにきます。
このあたりで長く生活してきたお年寄りにとって、
田畑、草木、鳥、虫、空は体にしみこんでいるものです。
そんな風景や時間と繋がるような建物の在り方を考えました。
施設がプレオープンして利用者の方が初めてこの建物に来られたとき、自然にテラスに腰掛け、
スタッフの方がお茶を持ってそっと隣に座られました。
この時、「あー、いい場所をつくることができたかな」と実感しました。
一方リビングのテラスと反対側、南側には縁側が延びています。
テラスの側とはまた違った、はっきりと明るい光が入ってきます。
開口部の高さは抑えつつ、庇を室内まで貫通させることで間接光にして光を導いています。
この飾り棚のような一枚の板が天井に陰をつくり、
ここは南側でありながらしっとりとした場所になっています。
縁側の向こうには庭が広がっています。
畑〜テラス〜リビング〜縁側〜庭、と一体となった空間、
風と光と人が、活き活きと且つ穏やかに行き来する。
その流れに対して程よい距離感で接続する個室群。
全部を一つの建築として柔らかくまとめる大屋根。
福井市郊外、山と川と街が溶け合っている風景の中で、
地域のお年寄りが暮らす場所、
そのあるべき形を考えていくと、こういう建築ができました。
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