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先週末は諏訪大社御柱祭に参戦するため、長野へ。
いやー、すごいお祭りだった。
僕たちがつくった木桟敷についてはまた後日。
今日は祭りの賑わいと迫力の木落しを。

16本の御柱は、各地域がそれぞれ受け持ちます。
受け持った御柱をきれいに落とすことが、その地域の使命。
御柱の頭とお尻にはV字の角が刺してあり、ここに氏子がたくさん乗ってます。
両端からバランスよく引っ張っていないと、倒れてしまう。
倒さずにまっすぐ下まで滑ることが、「きれいに落とす」てことなんです。

IMG_0685.JPG

下から綱を引っ張る男たち。
IMG_0655.JPG

斜面の脇には、応援団が。
IMG_0580.JPG

そして木落し坂の下にはこの人だかり。
この何万の人が、落ちてくる御柱を見守っています。
IMG_0699.JPG

御柱がきれいに下りてきた時の盛り上がりはすごい。
氏子達は興奮して叫んでいるし、観客も「おーーっ!!」と拍手喝采。
この一体感はちょっと涙が出ます。
IMG_0588.JPG

このあと御柱は2キロ程離れた川まで曳かれて行き、そして川を渡ります。
ざぶんと冷たい川に入り、、、
IMG_0716.JPG

向こう岸から引っぱりあげます。
IMG_0735.JPG

ここまでが御柱祭りの前半戦。
一ヶ月後の後半戦では、御柱が諏訪大社に向かって街中を練り歩き、
境内に掘立てられて、木から神に変わるのです。

このお祭り、実際に体感して思ったのは、
神様と人が近いということ。
丸太に神を見るのは日本のアニミズムの典型だけど、
モミの大木が神になるまでの過程を、諏訪地方が全力で祭り上げ、
そこに住む人や観客がそれこそ一体になって盛り上がる。
礼拝や聖書が西洋における神と人を繋ぐものだとすれば、
日本の場合はお祭りなんだろうな。
初詣も日本人にとってはお祭り。
そして日本人は本能的に、お祭りを通して神(=森羅万象)と繋がることを求めてるんだろうな。

なんだかしみじみ、
「あー、いいなーこういうの。」と思った。
特急あずさに乗ってビールを飲んでウトウト帰るのは、なかなか幸せだった。
で、あずさの車内は、そんな僕と同じような老若男女でいっぱいだった。
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先週末は御柱祭に参戦するため長野県は茅野市へ。
お祭りの様子は後日アップするために写真を整理中。

お祭りの夜は茅野市に隣接する原村に住む友人の家に泊めてもらった。
ハーバルノートで働く彼女に、おいしいご飯と日本酒をごちそうになり、
マッサージをしてもらい、なんだかとてもゆったりした夜を過ごして、
しかも翌朝お菓子をお土産に持たせてくれた。

で、そのお菓子が、すっごくおいしかった。初めて食べるお菓子。
袋のタグを見ると、
名称:コンフィズリー
品名:プラリーヌ
って書いてある。
どっちも聞き慣れなくて、どっちがこのお菓子を表してるのかわからない。
アーモンドと水飴とチョコレートが砕けて一口サイズに固まってて、カリカリしてて、
んー、どう表現したらいいかわからない。
とにかくすごくおいしい。
パティスリー ロントっていう小布施のお店のものらしいけど、
東京でもこのお菓子、買えるのかなあ。
あっという間に食べきってしまった。
僕が住む荻窪の街には、商店街がいくつもある。
今も活気があるものもあるし、かつては賑わってたけど今は名前だけ、って通りもある。
その中で,僕がいつも通る『教会通り』という通りはとても魅力的。
何十年も前からやってるクリーニング屋さんや、昔ながらの肉屋さんや、
最近有名なハチミツ屋さんや、オープンしたての餃子屋さんや、
新旧入り乱れ、色んな業種が混在。

で、今日気付いたのが、その教会通りの、
小さな喫茶店の店先の、畳1/3程の植え込みに、桜の木がある。
満開。
たったそれだけのスペースに、満開の桜があって、
その前を行き交う人々を、春の平和な気分にさせている。
植え込みのサイズには似つかわしくない大きさの桜。
きっとこの喫茶店のマスターが、お店をオープンした頃に植えたんだろうな。
8年住んでて、今まで気付かなかった。

大した話じゃないんだけど、
いつも通る商店街の小さなスペースに実は桜があって、
春先のこの時期だけ賑やかに花を咲かせて、
通りの人達をさりげなくいい気分にしてる、
いいなーと思って。
IMG_0315.JPG

この連休は京都へ。
大学の、と言っても、東京で知り合って間もない友人の結婚パーティー。
いかにも精華大っぽい、祭みたいなパーティーで、とても楽しかった。

大きくない大学だったので、そんなに仲良くなくても顔はお互い知ってたりする。
「おー!久しぶり!」「おー、おー。」
「えーと、誰やったっけ?」「え?誰やったっけ?」
「おれ○○」「おれ××」
「あー、知らんわ」「おれもやわ」
「まあ飲もうや」
そんなのが何度も。
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夜は新郎新婦交えて、友人の家で四次会。
版画家の彼は、自宅を何年にもわたって住みながらリノベーションしている。
セルフビルドで。
この家がすばらしかった。
彼のおもう気持ちよさと機能美に溢れていて、
作品を刷るでっかい機械がどーんとあって。
友人をよく招く家らしく、とてもおおらか。
いい意味でそっけない。
何かと不便なところはあるだろうけど、
とても健全で等身大で、家の一つのあるべき姿だと思う。
そんな家を、じっくり愛情たっぷりに案内してくれた。
こういう家と人に触れると、
建築家の職能について考えさせられる。いい意味で。
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そもそも不思議な縁で新婦と出会って、
それが繋がって広がった連休だった。
写真は、パーティーの翌日、北大路ビブレ近くのスタバで。
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京都は桜が咲き始めていた。
春が来る雰囲気を京都で味わうのは、久しぶりで懐かしい感じだった。

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 twitter
です。
登録はだいぶ前にしてたんですが、
やっと使い方がわかってきましたよ。
少しずつ面白くなってきましたよ。
IDはterayuma、本名も登録してます。
みなさんどんどんフォローミー。

今日のおつまみは、
白菜の煮浸し。白菜だけ。
かつおと干し椎茸の出汁に、しょうがと桜海老を入れて。
白菜だけでシンプルにおいしい。ていうより冷蔵庫に白菜しかなかった。
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今日は春みたいにあったかかったから、
窓を開けて晩ごはんを食べた。
窓からは、外を走る車の音や、家路を急ぐサラリーマンの靴音や、道端の話し声や、
いろんな音が入ってくる。
夏を思い出した。
夏は、外の空気と繋がって、音も匂いも入ってくる。
半年前のその感じが懐かしく蘇ってきた。

鴨長明が方丈記で「すまいは夏をもってむねとすべし」と書いてるように、
日本の気候のもとでは、
暑い夏は開いて涼しく、寒い冬は内に籠ってぬくぬくと・・・
そういうのが日本のすまいのあり方。

明日は春一番が吹くかもしれないらしい。
もうこれが吹くと、いつのまにか桜の開花予想も始まって、
あれよあれよと春ですよ。
もう冬はおしまい。

季節の記憶って、今いる季節の感触にごっそり上書きされる。
肌がジリジリする感覚や、服が汗で貼り付くジメジメや、
五感で感じる「夏」は、こうやって文字で書いてみてもリアルに蘇ってこない。
同じように、冬の匂いも、手がかじかむ感触も、鼻を通る空気の冷たさも、
もうすぐ思い出せなくなる、不思議なくらい。
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プロフィール
HN:
寺崎 悠真
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/08/03
職業:
建築設計監理
趣味:
散歩
自己紹介:
一級建築士
寺崎悠真一級建築士事務所 代表
NPO地域再創生プログラム会員
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