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みなさんあけましておめでとうございます。
今年も何卒、宜しくお願いします。
今年は、現場の様子もここで楽しくお伝えしようかと。

てことで、早速一発目。
いま、福井県にて介護施設の現場が動いています。
正確には「小規模多機能型居宅介護施設」というものになります。
木造平屋建で、65坪ほど。
どんな建物かは追々。。。
昨夏8月から設計が始まったこのプロジェクト、11月末に着工し、4月の竣工を目指しています。
場所はこんなところ。
RIMG1707.JPG
九頭竜川と山に挟まれた、閑静かつダイナミックな場所。
このテニスコートの一面が、今回の敷地です。

テニスコートを解体して、地鎮祭をして、
丁張りをしたようすがこちら。
景色がすっかり冬ですね。12月初旬。
21.JPG
「丁張り」というのは、更地に建物の位置や高さを標すための印。
図面上にしか存在しなかった建物が、ここで初めてスケールをもって立ち現れるわけで、
なかなか興奮する瞬間です。

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いま、鶏ガラスープを作ってます。
鶏ガラを買ってきて、ネギとか生姜とか野菜クズとか、ぐつぐつひたすら煮込むだけ。
前からやってみたかったこと。
楽しい。こういう育てる感じの料理は楽しい。
しかも、ずっとぐつぐつやってるから、加湿器がわりにもなって一石二鳥。
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みなさま、年の瀬いかがお過ごしでしょうか?
僕は昨日、金沢へ帰ってきました。
ぽかぽか陽射しの豊かな東京から、鉛色の空と雷に包まれた金沢へ、いつものコントラスト。

2010年も、みなさまのおかげで良い一年にすることができました。
ありがとうございます。
減速しつつ急加速しつつ、こっちに進んであっちに進んで、
でも足腰は少しずつ確実に強くなっていく、そんな一年だった気がします。

楽しい発見、楽しい出会い、楽しいスタート、楽しい葛藤、たくさんありました。
そしてそれを周りの人達と共有する、ということも、たくさんできました。
2011年もそんな年にしていきたいと思います。

写真は東京タワー。
間近で眺めることは、東京にいてもなかなかないけど、
やっぱりほんとうにかっこいい。

みなさん、良いお年を。
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12月の4日と5日の2日間、とうきゅうキッズプログラムのワークショップを開催しました。
今回は「建築家と夢のおうちを作ろう」というテーマ。
サブテーマは「大好きな人と一緒に過ごす小さなおうち」。
お母さんお父さん、友達、近所のおばちゃん、いろんな”大好きな人”と過ごすための、
2.5m立方の小さいおうちを、1/10スケールで作りました。
「いろんな”大好きな人”」と過ごすために必要なのが、ユニバーサルデザインの概念。
そこで今回は工作に入る前に、参加者にシニア体験をしてもらいました。

手足におもり、視界の狭い眼鏡、関節の稼働域を狭めるサポーター、といった装具をつけて、
階段の上り下りや、浴槽への出入りを体験。
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子供たちにとってはなかなか衝撃的な体験になったようで、
ユニバーサルデザインの意味と重要性について意識する機会になったよう。

シニア体験の後は、いつものように山ほどの道具と材料で、
思うがままに工作に没頭してもらいます。
ここが普段家庭ではなかなかできない、このワークショップシリーズの醍醐味。
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さらに、各グループに対してマンツーマンでスタッフが付き、
子供たちの思いが形になるようにサポートします。
今回は横浜国立大学Y-GSA東急電鉄神奈川県建築士会からスタッフ協力をいただき、
ばっちりの体制を組めました。
サポートといっても、スタッフも大いに楽しんでるんですが。
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例えば「らせん階段が欲しい!」といった発注に対して、
普段自分の建築模型で作り馴れている学生は、ぱぱっと作れちゃうわけです。
そしたら子供たちは本当に喜んでくれる。
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今回設定した2.5m立方という大きさは、
1.5層の空間を作れるサイズ。
ユニバーサルデザインの学習が活かせる高さ方向の展開と、
モジュール化による作業効率のアップが狙い。
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このワークショップシリーズの特色の一つが、
親も一緒に楽しめること。
工作の楽しさ、暮らしを見つめ直す視点、子供の持っているイメージに対する発見、
普段の暮らしの中ではなかなか表に出てこないものが、
このワークショップの時間を通して色々と見えてきます。
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4時間のワークショップはあっという間におしまい。
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いつも感じることだけど、ワークショップ終了後、
参加者もスタッフも本当にいい顔をしている。
うっかり写真に入るのを忘れてた僕も、いい顔をしている。
それがこのシリーズが楽しいところ、意味を感じるところ。
そして、みんな何か新しい視点を得ていつもの生活に戻って行く。

このシリーズは、ハウスクエア横浜と協同で、
今後も引き続き展開して行きます。
僕のブログでも情報を載せて行きますので、
たまたまここに来てくれたみなさんも是非次の機会にご参加ください。

ちなみに、今回のワークショップでできあがった18棟のおうちは、
12月26日から1月11日まで、
東急田園都市線たまプラーザ駅、
「たまプラーザ住まいと暮らしのコンシェルジュ」にて展示されます。
近くにお越しの際は是非お立ち寄りください!
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12月4日と5日の2日間、親子を対象としたワークショップを行います。
今回は、東急電鉄が主催の「とうきゅう KIDS PROGRAM」の一つとしての開催です。
とうきゅう KIDS PROGRAMは、2010年12月から2011年1月の二ヶ月間行われる、
親子で楽しく学べる24のコースから成る体験プログラムです。
僕は『建築家と夢のおうちをつくろう!』というコースを、
東急電鉄+ハウスクエア横浜と共に開きます。
申込期限が11/15までと、もう間もなくですが、
是非是非ご参加ください。

詳しくはこちらを↓
とうきゅう KIDS PROGRAM

東急各沿線の駅ホームや電車内に、ポスターが貼ってあります。
他にも楽しそうなコースが盛りだくさんですよ。
気付いたら一ヶ月以上もブログを書いてなかった。
気付いてたけど。
超絶な忙しさは何とか普通の忙しさに落ち着いた。
福井で計画中の介護施設は、あともうひと踏ん張りで着工に至れそう。
海老名で工事が進行中のダイニングバーは、空間が見えてきた。
12月頭に開催予定のワークショップは、企画がほぼまとまった。
こちらは近日中にこのブログでお知らせします。

今日は前回の記事で書いた、閉店(?)した銭湯の写真を何枚かご紹介。
最終日の営業後、写真を撮らせて欲しいと申し出たら、
快く入れてくれ、いろんな話を聞かせてくれた。
20代の時に夫婦でこの銭湯を開いたこと。
当時の賑わい。
この50年間、一度も連休というものが無かったこと。
だから泊まりの旅行に夫婦でいったことがないこと。
閉店から一ヶ月、旅行行ったかなあ。

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このブログに何度か登場した、僕の家のお向かいの銭湯「第一宝湯」が、
今日付けで閉業した。
ほんと寂しい。
別に毎日のように通ったわけじゃないけど、一年に何回かしか行かなかったけど。

53年間、荻窪で近所の人達や銭湯ファンを温めてきたけど、
設備の老朽化が限界に来たのを機会に、
区切りをつけることに決めたそう。

てことで今日は、ちょっと無理して仕事を早めに切り上げ、
名残を惜しみに行った。
そしたらすごい賑わい。
みんな名残惜しく、最終日のお湯を楽しんでた。

唐破風の玄関の下で談笑してる人。
脱衣場で見上げて初めて気付いたんだけど、すごく立派な折上格天井だった。
番台には、たれサン+パンチパーマ(前髪に緑のメッシュ)のおばさん。
洗い場には、オーソドックスな富士山+海岸のペンキ絵。
あーいいなー、ってしみじみして、
これ出たらもう入ることはないんだな、って思うと、
なかなかお湯から上がれず、のぼせた。

おばさんから初めて閉業の話を聞いたのは一ヶ月前のこと。
やっぱりすぐ、この建物はどうなっちゃうんだろうと思った。
残って欲しいなと、どんな形でも。
なんとかしたいな、と。
で、今日もそんな気分でお湯につかってたんだけど、
ふと感じた。

別にこの銭湯の建物がどうなってもいいな、って。
語弊はあるけど、残っても、なくなっても、活かされても活されなくても。
今日集まっていたファンの人達も、番台のおばちゃんも、旦那さんも、
みんな寂しがってはいるけど、満足してるのだ。
”全うした”という感じ。
正しく全うして、静かに命を終える、というか。
そう思った時に、
別に、建物が残る残らないはどっちでもいいと思ったのだ。
そりゃ寂しいし、
記憶をたくさん蓄えた建物だし、
地域にとってアイコン的な建物だし、
なくなってしまえばもう戻らないし。
だけど、もし残るとすれば、
自然に残るべくして残るだろうし、
消えるならば、またそれも自然に消えるべくして消えるだろう、そう感じた。
だから、その自然ななりゆきを眺めていたいな、
もし不自然な何かがベクトルを傾けそうになったら、
自然な方向に戻す何か(はわからないけど)できればいいな、
そう思った。
たぶんそれは、この銭湯が、
そういう自然な生き方をしてきて正しく終わって行くからこそ持ち合わせている、
一つの力なんだと思う。

今日、閉業後にまたお邪魔して、
たくさん写真を撮ってきた。
それをまた後日アップします。

あー、でもやっぱ、寂しいなあ。
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プロフィール
HN:
寺崎 悠真
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/08/03
職業:
建築設計監理
趣味:
散歩
自己紹介:
一級建築士
寺崎悠真一級建築士事務所 代表
NPO地域再創生プログラム会員
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