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12月の4日と5日の2日間、とうきゅうキッズプログラムのワークショップを開催しました。
今回は「建築家と夢のおうちを作ろう」というテーマ。
サブテーマは「大好きな人と一緒に過ごす小さなおうち」。
お母さんお父さん、友達、近所のおばちゃん、いろんな”大好きな人”と過ごすための、
2.5m立方の小さいおうちを、1/10スケールで作りました。
「いろんな”大好きな人”」と過ごすために必要なのが、ユニバーサルデザインの概念。
そこで今回は工作に入る前に、参加者にシニア体験をしてもらいました。
手足におもり、視界の狭い眼鏡、関節の稼働域を狭めるサポーター、といった装具をつけて、
階段の上り下りや、浴槽への出入りを体験。
子供たちにとってはなかなか衝撃的な体験になったようで、
ユニバーサルデザインの意味と重要性について意識する機会になったよう。
シニア体験の後は、いつものように山ほどの道具と材料で、
思うがままに工作に没頭してもらいます。
ここが普段家庭ではなかなかできない、このワークショップシリーズの醍醐味。
さらに、各グループに対してマンツーマンでスタッフが付き、
子供たちの思いが形になるようにサポートします。
今回は横浜国立大学Y-GSA、東急電鉄、神奈川県建築士会からスタッフ協力をいただき、
ばっちりの体制を組めました。
サポートといっても、スタッフも大いに楽しんでるんですが。
例えば「らせん階段が欲しい!」といった発注に対して、
普段自分の建築模型で作り馴れている学生は、ぱぱっと作れちゃうわけです。
そしたら子供たちは本当に喜んでくれる。
今回設定した2.5m立方という大きさは、
1.5層の空間を作れるサイズ。
ユニバーサルデザインの学習が活かせる高さ方向の展開と、
モジュール化による作業効率のアップが狙い。
このワークショップシリーズの特色の一つが、
親も一緒に楽しめること。
工作の楽しさ、暮らしを見つめ直す視点、子供の持っているイメージに対する発見、
普段の暮らしの中ではなかなか表に出てこないものが、
このワークショップの時間を通して色々と見えてきます。
4時間のワークショップはあっという間におしまい。
いつも感じることだけど、ワークショップ終了後、
参加者もスタッフも本当にいい顔をしている。
うっかり写真に入るのを忘れてた僕も、いい顔をしている。
それがこのシリーズが楽しいところ、意味を感じるところ。
そして、みんな何か新しい視点を得ていつもの生活に戻って行く。
このシリーズは、ハウスクエア横浜と協同で、
今後も引き続き展開して行きます。
僕のブログでも情報を載せて行きますので、
たまたまここに来てくれたみなさんも是非次の機会にご参加ください。
ちなみに、今回のワークショップでできあがった18棟のおうちは、
12月26日から1月11日まで、
東急田園都市線たまプラーザ駅、
「たまプラーザ住まいと暮らしのコンシェルジュ」にて展示されます。
近くにお越しの際は是非お立ち寄りください!
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