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仕事で浅草に行ってきました。
3年ぶりくらいかな。
当時は浅草寺くらいしか行かなかったけど、昨日は広く浅く歩くことに。
そしたら、浅草、変!
変というか、不思議というか、珍妙というか。。。
浅草はなぜか微妙に古い建物が多くて、浅草寺の南側にはぽつぽつ近代のものも残っている。
全体的に、東京の他の地域に比べると、更新が遅い気がしました。
道幅と建物とのバランスも不思議だし、
風景が東京じゃなくて地方都市の雰囲気。
写真は、緩いカーブに沿って建つなんでもないビル。
でも、ぺっこっと折れてる形になんの意図も感じられないおかげか、
妙にスカイラインが美しくて撮ってみた。
で、やばかったのが浅草寺の西のエリア。
上の写真は参道に近い場所なので、ほのぼのした気持ちで通り過ぎてたんだけど、
さらに進むと、下の写真。
場末というと語弊があるけども、独特の雰囲気。
住宅と店舗(飲み屋がほとんど)の機能の境目があいまいで、
昼の顔と夜の顔の境目もあいまいで、
雰囲気がポジティブなのかネガティブなのか、もう何がなんだかまさにカオス。
禁断のご近所エリアに足を踏み込んだ感じで、「早く出なきゃ」って気分になった。
ここから先に進むと、はなやしき遊園地があるんだけど、
その向かいには成人映画専門の映画館があったり、競馬の馬券売り場があったり、
でその三角地帯みたいなところに普通にマンションが建ってたり。もう奔放。
浅草寺は東京都内最古の寺院で、10世紀にはすでに現在の姿に近かったそうです。
江戸時代後半には、仲見世に近いものができて、庶民の娯楽の中心だったよう。
周辺には今もたくさんの小さいお寺があって(でも見た目じゃわかんないお寺がほとんど)、
街の育ち方としてはとても特殊なんだろうなあ。
最初に書いた「更新の遅さ」っていうのも、その成り立ちから来てるんだろうし。
観光、娯楽、宗教、居住、商売が、未整理のまま渾然一体になってどろどろと育ってきた印象を受けた。
昨日はなんだか妙にショックで、好きな街とは思えなかったけど、
一日おいてこれ書いて、そしたらちょっと魅力的に思えてきた。