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僕は酒盗が好きだ。
カツオの内蔵を塩漬け→熟成させたあれ。
飲み屋でしか食べたことがなかった酒盗を、年末に近所の酒屋で発見して衝動買いした。

それから約2ヶ月。
飽きた。
どうしようかと思ってたところ、
「酒盗はアンチョビがわりになる」
という情報を入手!

ちょうど寿命が近いプチトマトがあった。
試しにやってみた。
オリーブオイルでにんにくと酒盗を炒めて、
プチトマト半切りと豚バラ肉を投入。

おいしいです。おすすめです。
あなたの冷蔵庫にいつも眠ってる酒盗は、アンチョビになります!
IMGP1798.JPG

あさって(というか明日)長野の小さな学校で、
新しい学校や地域を考えるちょっとした授業をしてきます。
何より子供たちの反応や意見が楽しみ。
資料がまだ全然できてないけど。
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今日はほんとは違う話を書こうと思ってたんだけど。。。

昨日ここで書いたCCTVの件、
正確には、燃えたのはCCTV(中国中央テレビ)の一施設であるTVCC(中国文化放送)のビル。
今日の報道では、まさに「亡骸」のような姿が映されていた。

槻橋修さんのブログでもこの件について言及されていた。
以下、一部転載。
「・・・建築が生き物でないことは分かっているが、TVCCの冥福を祈りたい・・・」

建築というのは、単なる物質の集合ではない。
今秋にオープンを控えていたこの建築には、ここに至るまでに、
10年近くの時間や、何万人の手、膨大な想いと期待が集積されてきた。
完成してから何十年の人生(?)をあたりまえの前提にして。
そういう点で、建築はある意味生き物だ。

これだけの高層ビルが全焼する事態はWTC以来じゃないだろうか。
建設中という点で言えば、前代未聞の出来事だ。
映画のセットのように噴煙を上げるこの姿を、
プロジェクトに関わった人達はどういう思いで見ていたんだろう。

若くして亡くなったこの建築は、何億もかけて解体されるしかない。
偶然北京に滞在していた友人は、燃え尽きた今朝の様子を、
「産まれたてのクジラが亡くなったような姿だった」と伝えてくれた。
一方報道では、CCTVの幹部が、
自分達が違法花火を持ち込んで打ち上げたことが原因、と謝罪会見をしていた。
なんともやるせない。憤懣遣る方無いとはこのことかと。

コールハースのいつもの切れ味で、
この切ない状況をガラッと鮮やかに華やかに、展開してくれないかな。。。

今はまずとにかく、TVCCのご冥福を祈りたい。そういう気持ちだ。

11_230221.jpg
IMGP1770.JPG

新しいグラスを買った。iittalaKartio
昔から大好きなグラスで、たくさんのカラーラインナップがある。
時間をかけてゆっくり少しずつ集めようと思い立ったのが5年程前。
ちょうどその頃ヨーロッパ旅行に行ったので、フィンランドのヘルシンキにあるイッタラ本店で、
記念すべき1号と2号を買った。
ブルーベリーブルーとシーブルーという色。
ちなみに日本でもちゃんと同じものが買えるから、本店購入のメリットは「気分」だけ。
でもそこが大事。

で、そこから5年間、全然飽きることなく毎日使ってたんだけど、
最近銀座にできた日本初の路面店に行った機会に、そろそろかな、と3号を購入。
自分に独立祝い。

実はさっき既に、ブログに載せようと思って写真を撮っていた。
その時グラスは空っぽ。
ところが。
ついに3号デビュー、晩酌しようと氷を入れて焼酎を注いだら、これがすごくきれい!!
さっき撮ってた写真とは全然違う。
こうやって飲み物を注いでますます生き生きしてくるグラス、
そこが、このグラスのすてきなところなんだと再確認。
美しい。


ところで。
北京で建設中のCCTV(中国中央テレビ)のアネックスが、昨夜火災で全焼した。
設計がレム・コールハース、構造がセシル・バルモンド
世界中の建築関係者が注目し完成が待ち望まれていた。
それが完成間近でこの惨事。
しかも原因が、旧正月を祝うお祭りで付近で打ち上げられていた花火の引火。
各所にアップされた映像を見ると、
花火が屋上に"着弾"して炎が広がる、ウソみたいな様子が確認できる。
おそらく、焼け残った超高層の骨組みも爆破解体するしかない。
構想から10年近くかけてやっと完成に近付いていたプロジェクト、
関わった人達、特に設計者はどういう気持ちなんだろう。。。
 今日は中目黒のギャラリーで開催されている、PACO展へ。
PACOは、長坂常+スキーマ建築計画によるスモールセカンドハウス。
工業製品のノリでつくられた、現代版最小限ハウスといった感じ。

モノとしてはそんなに目新しさはないんだけど、
実際に事業としても製品としても練られていて、
サイトからは購入することもできる。
この事業主が、ルーヴィスというリノベーション専門の不動産会社。
事業計画から設計施工までやってしまう会社で、
僕としてはこっちの方がわくわくした。

帰り道、中目黒の交差点で変なものを見つけた。
街路樹が立っていた跡。
道路の拡幅計画があるのか、木が病気になってしまったのか、それはわからないけど、
ここに木が立っていたっていう跡だけがこんな形で残っているのは、
あからさまでそっけなくて、なんかちょっと切ない。
IMGP1756.JPG
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三菱自動車がダカールラリーから撤退するそう。。。

年末からこういうニュースが続いてる。
ホンダがF1から撤退。
カワサキがMotoGPから撤退。
スバルとスズキがWRCから撤退。

いろんなレースでの日本メーカーの活躍は、子供の頃からなんとなく憧れを持って見てた。
派手な色やデザインのレース車は、町中を走ってる車にはないかっこよさがあって、
幼稚園の頃はよく、絵を描いていた。
プラモデルもよく作ってた。
レース車はデカールがたくさんあって、
新しい箱を開けて派手なデカールシートを目にするのは、ほんとにワクワクする瞬間だった。

自動車産業の不況を受けての事情ってのはよくよくわかる。
事業計画の見直しとなれば、直接利益に結びつかない部分がそりゃ削られていく。
でもそこって、夢だったりワクワクだったりするとこで、、、
さみしいなあ。

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IMGP1742.JPG

夏から半年間やってきた「くしだ蔵プロジェクト」が先週末、無事に終了しました。
このブログでも何度かレクチャーの記事を書いてたプロジェクトです。

そもそもこのプロジェクトは、政府が推進する200年住宅のモデル事業として助成金を受け、
下田市のある蔵を借り、そこを使い倒そうというものでした。
(詳しいことはプロジェクトブログへ)
眠っていた古い蔵を掃除して風を入れ、街に開き、
イベントの会場として使ったり、遊んでみたり、
そこを拠点にして街の人達といろんな話をしたり。。。
そういうことが「まちの体温を上げる」きっかけになるだろう、と。

この半年の活動で、新しく見えてきたこともありました。
古い建物を、持て余して困ってる人がたくさんいる。
古い建物を、利用してみたくてもどうしたらいいかわからない人も、たくさんいる。
その両者を繋ぐシステムや人がいない。
逆に言うとそこのコネクタが機能すれば、古い建物の余生が俄然イキイキしてくる。
そしてこれは、古い建物を持て余した街自体の体温を上げることに直結する。
これは思えば当たり前なことで、図式化すれば単純な絵になるんだけど、
とても大きくて重要なこと。

そんなことを、今小さなブックレットにまとめようとしています。
種が芽を出す小さいキッカケになるようなものになればなぁ、と。


蔵の裏手の夏みかんの木がきれいだったので一枚。
夏みかんは、秋に実が色付いて、
そこから次の初夏までぶらさがりっぱなし。一年のほとんどがたわわな状態。
IMGP1734.JPG

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プロフィール
HN:
寺崎 悠真
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/08/03
職業:
建築設計監理
趣味:
散歩
自己紹介:
一級建築士
寺崎悠真一級建築士事務所 代表
NPO地域再創生プログラム会員
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