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Wikipediaによると、限界集落とは、
「過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者となり、
冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落」
この本は、そんな限界集落のうちの13に作者が訪ねて綴った、
写真+ルポルタージュ。
この作者は前作では波のアップばっかりで写真集一冊作ってた人。
限界集落の数は国交省によると7873。
そのうち、10年以内に消滅すると予想されている集落の数は422。
いずれ消滅すると予想されている集落の数が2219。
データ上はただの数値だけど、この本眺めるとその「1集落」の重みを感じる。
畑で土耕しながら昔の思い出を語るおばあちゃんとか、
何十年も前から使ってる仕事道具とか。要は生活の歴史。
赤の他人だし、知らなければ知らないままなんだけど、
やっぱ寂しいしもったいないなー、と単純に思う。
こういうまちはたいてい自治体が、町おこしや村おこしをしてるけど、
絶対的に若者がいなかったり財力や資源がなかったり、というのが現状。
つまり時代や生活の変化にしがみついて何とか・・・ってなってしまう。
むかし内藤廣氏が、まちや村の一生を人の一生になぞらえて、
「安楽死も一つの選択肢」とどこかに書いてた。
明るく消えていけるんならその方がいいんだろうな、と、この本を読んで思った。
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