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今日はGSDy(Groundscape Design youth)のシンポジウムが面白そうだったので東大へ。
「地方におけるデザインとは?」というテーマで、
長野県下條村の伊藤喜平村長と、studio-Lの山崎亮さんがパネラー。
備忘録的に。
・都市の幸福論と地方の幸福論は違う。
地方の人達は東京的幸福を求めがち。
そこで地方的幸福を分析し気付かせることが重要。
そこからその場所での幸福の在り方へ住民が正しく向かうことができる。
・よそ者としてマネジメントに徹する
山崎さんのスタンスはあくまでよそ者。対象地域に根を張って行うべったり型地域再生とは違う。
「5年で去る」を基本にしている。その間でいかに住民の自立を促せるか。
・地縁的コミュニティとテーマ型コミュニティ
老人会、青年会、町内会、これらは地縁的コミュニティ。これに対して、
例えば「○○が好きな人」の集まりがテーマ型コミュニティ。
この違いは、「義務」と「任意」の違い。
テーマ型コミュニティのマネジメント、そのコンテンツを用意することが重要。
・「楽しそう」が一番
誰かが楽しそうなことをやっていれば、人が集まる。「いいなぁ」と思う。
そこからコミュニティが広がり、成長する。
これは当たり前のようで、見失いがち。
関わる住民が楽しそうであること、
そして、入り込んでいる僕ら自身が楽しそうであること。
ここ最近僕は「愛着」というものについて考えている。
またの機会にゆっくり書きたいけど、
いま、何を作るにも、何に手を加えるにも、何をフューチャーするにも、
「愛着」は重要なファクターになってくる。
特に日本においては。
ちょっと大きな話になるけど、
「愛着」の喪失と渇望が、社会の様相の根底にある。
今回のテーマである『地方におけるデザインとは?』にとっても重要なキーワード。
それを再確認できた。
愛着をマネジメントするのがこれからのデザイナーの一つの仕事だと思う。
少なくとも僕にとっては大きなテーマ。
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