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のんびり仕事してたらこんな時間。
さてさて、郡上八幡から帰った翌日、新潟県は十日町へ。
NPOで関わっているさくら国際高等学校の合宿に合流し、
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」へ。
今年は370点あまりの作品が点在している。
その中から、生徒がセレクトしたものを中心にまわった。
今日は写真ダイジェストで。
十日町周辺は日本でも最も雪が深い地方で、
こういったツボミ形の倉庫が多く見られる。
これが、機能的なくせにかわいらしくて、すっかり気に入った。

カサグランデ&キンターラ建築事務所「ポチョムキン」
神社の境内のような風景を作ってる。
周辺は一面田んぼ。
夏の稲の青さ、空の青さと、コルテン鋼の赤さ。セミの声。

行武治美「再構築」
壁面を外も中も丸い鏡で覆われた民家。
鏡が風景を映し込む。
風景と建物とが同化してエッジでしかその境目を認識できないような、不思議な感覚。

こんな感じで。

アントニー・ゴームリー「もう一つの特異点」
古民家の中に浮かぶ人型。
壁や床や天井からテンションをとったロープによって形作られている。
ゴームリーは最近知ったアーチストで、以前ここでも展覧会の様子を紹介していました。

夜は月影小学校で宿泊。
ここは、過疎化で閉校した小学校を、
法政渡辺研、横国北山研、早稲田古谷研、日本女子大篠原研、が、
宿泊施設にリノベーションしたもの。

古民家をバックに咲く花。

日大芸術学部彫刻コース「脱皮する家」
これは驚愕した。
廃屋の柱梁から床から天井まで、全てを彫刻刀によって削り上げられている。
狂気の沙汰とも言えるようなこのプロジェクトは、
単純な作業を媒体にすることでできるだけ多くの人に制作に参加してもらい、
この廃屋と対話させようとしたもの。

空間が一面、手の痕跡で覆われている。
ものすごい迫力。

同じく、日大芸術学部彫刻コース「コロッケハウス」
廃屋が溶射によって衣に覆われた空間。
マットなシルバー一色でくるまれて、
空間の骨子が、アスリートの筋肉みたいに見える。

コロッケハウスでくつろぐ人の足。

という感じで、
初めてのトリエンナーレを大いに楽しんだ。
山間の自然を感じながら、夏を感じながらのいい旅だった。
今年のトリエンナーレについて、
アーチストでここに出展もされていた彦坂尚さんによるレビューが濃密なので、
ぜひ読んでみてください。
http://artscape.jp/focus/1208405_1635.html
トリエンナーレとは関係ないけど、
金沢から十日町に向かう途中の県道で、
たまたま平田晃久さんの桝屋本店を発見。

柱梁/壁/天井という空間構成要素を解体して、
三角形の屏風のようなもので形成された空間。
ということでJIA新人賞などを受賞した建築。農機具販売のショールーム。
見てみたいなー、とかねてから思ってたんだけど、
少しイメージと違っていた。
というのも、内部のアクティビティの生々しいふるまいが、空間構成を飲み込んでいたから。
農機具が並び、打合せが行われ、業務のための什器や家具が置かれて、
そういったユーザーのアクティビティは、
建築家のつくったシステムを軽々と乗り越えていくんだ。
夏休みシリーズはこれでおしまい。
今年の夏は、久しぶりに夏を満喫した。
さてさて、郡上八幡から帰った翌日、新潟県は十日町へ。
NPOで関わっているさくら国際高等学校の合宿に合流し、
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」へ。
今年は370点あまりの作品が点在している。
その中から、生徒がセレクトしたものを中心にまわった。
今日は写真ダイジェストで。
十日町周辺は日本でも最も雪が深い地方で、
こういったツボミ形の倉庫が多く見られる。
これが、機能的なくせにかわいらしくて、すっかり気に入った。
カサグランデ&キンターラ建築事務所「ポチョムキン」
神社の境内のような風景を作ってる。
周辺は一面田んぼ。
夏の稲の青さ、空の青さと、コルテン鋼の赤さ。セミの声。
行武治美「再構築」
壁面を外も中も丸い鏡で覆われた民家。
鏡が風景を映し込む。
風景と建物とが同化してエッジでしかその境目を認識できないような、不思議な感覚。
こんな感じで。
アントニー・ゴームリー「もう一つの特異点」
古民家の中に浮かぶ人型。
壁や床や天井からテンションをとったロープによって形作られている。
ゴームリーは最近知ったアーチストで、以前ここでも展覧会の様子を紹介していました。
夜は月影小学校で宿泊。
ここは、過疎化で閉校した小学校を、
法政渡辺研、横国北山研、早稲田古谷研、日本女子大篠原研、が、
宿泊施設にリノベーションしたもの。
古民家をバックに咲く花。
日大芸術学部彫刻コース「脱皮する家」
これは驚愕した。
廃屋の柱梁から床から天井まで、全てを彫刻刀によって削り上げられている。
狂気の沙汰とも言えるようなこのプロジェクトは、
単純な作業を媒体にすることでできるだけ多くの人に制作に参加してもらい、
この廃屋と対話させようとしたもの。
空間が一面、手の痕跡で覆われている。
ものすごい迫力。
同じく、日大芸術学部彫刻コース「コロッケハウス」
廃屋が溶射によって衣に覆われた空間。
マットなシルバー一色でくるまれて、
空間の骨子が、アスリートの筋肉みたいに見える。
コロッケハウスでくつろぐ人の足。
という感じで、
初めてのトリエンナーレを大いに楽しんだ。
山間の自然を感じながら、夏を感じながらのいい旅だった。
今年のトリエンナーレについて、
アーチストでここに出展もされていた彦坂尚さんによるレビューが濃密なので、
ぜひ読んでみてください。
http://artscape.jp/focus/1208405_1635.html
トリエンナーレとは関係ないけど、
金沢から十日町に向かう途中の県道で、
たまたま平田晃久さんの桝屋本店を発見。
柱梁/壁/天井という空間構成要素を解体して、
三角形の屏風のようなもので形成された空間。
ということでJIA新人賞などを受賞した建築。農機具販売のショールーム。
見てみたいなー、とかねてから思ってたんだけど、
少しイメージと違っていた。
というのも、内部のアクティビティの生々しいふるまいが、空間構成を飲み込んでいたから。
農機具が並び、打合せが行われ、業務のための什器や家具が置かれて、
そういったユーザーのアクティビティは、
建築家のつくったシステムを軽々と乗り越えていくんだ。
夏休みシリーズはこれでおしまい。
今年の夏は、久しぶりに夏を満喫した。
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