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005.jpg

RADIOHEADのライブに行ってきました!
10/05@さいたまスーパーアリーナ。
なんともかんとも、感動しました。すごいなあ。
音楽のレビューって難しいですね。どうしても言葉が追いつかない。
下は当日のセットリスト。
特に感動したのが05,16,22,25。涙が出た。
まだ興奮醒めやらぬ感じです。
 
01. 15 Step
02. Airbag
03. Just
04. There There
05. All I Need
06. Pyramid Song
07. Weird Fishes/Arpeggi
08. The Gloaming
09. Myxomatosis
10. Faust Arp
11. Knives Out
12. Nude
13. Optimistic
14. Jigsaw Falling Into Place
15. Idioteque
16. Fake Plastic Trees
17. Bodysnatchers
-------------------------------------------
18. Like Spinning Plates
19. Videotape
20. Paranoid Android
21. Reckoner
22. Everything In Its Right Place
-------------------------------------------
23. Go Slowly
24. My Iron Lung
25. How to Disappear Completely
 
で、音と同じく感動した(というより相乗効果)のが、セット。
ステージの天井から何十本もの筒がグリッド状にぶらさがっていて、それが色んな表情に変化する。
これがすごいんだ。
曲の世界もトムの声もそこの空気も、そのセットによって空間の表現になってた。
あの筒はどういう仕組みになってるんだろう。
LEDがたくさん内蔵されてて電子制御されてるのかとも思ったけど、粒が見えないし。
蝋燭がずらっと並んだようになったり、星が降ってくるみたいになったり。
とにかくすてきだった。

a01.jpg

a03.jpg

a04.jpg

a05.jpg
(All phots by aftershoe @flickr)
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1730.JPG

土曜日ってことでのんびり仕事をしていたら、
空がきれいだったので外に出てたばこを吸った。
17:30で、もうこうやって暗くなっていく。

早いなー、と思ってたら、
いつのまにかほっぺたを2ヶ所、蚊にさされてた。
10月の蚊って、きっと必死なんだろうな。
tokyo.jpg

石川初さんというランドスケープデザイナーがいます。
僕は知らなかったのですが、この人に関する面白い記事がPingMagに出てました。
http://pingmag.jp/J/2008/09/29/tokyo-topographies/

この人、東京を色んな切り口でマッピングしてるんです。
地形の高低差だったり、地下インフラだったり、道路標識だったり。
都市をいろんなレイヤーで見るのはとても楽しい。
そういえば、古地図を見ることができるサイトがあったけど、どこだったかな。。。
古地図もそうだけど、どんなレイヤーに現れてくる絵も、
必ず今の風景や街の姿とつながっている。
東京の現在の姿と、縄文時代の地形とがつながってるなんて、楽しいじゃないですか。

ちなみに上の写真は、Flickerでダウンロードした東京のHDR写真。
このHDR(High Dynamic Range)っていう手法、ちょっとしたトレンドになってるみたいです。
PingMagにも記事がありました。
http://pingmag.jp/J/2006/04/13/10-pictures-of-tokyo-gotham/
同じアングルから露出を変えて撮った何枚もの写真を重ねると、こういう不思議な写真になるそうです。
teema.JPG
うちの会社は木造一軒家で、目の前に車がギリギリすれ違えるくらいの道路がある。
いい感じに閑静な住宅街で、車通りは激しくない。

最近よくやるのが、その道路のガードレールに座って、マグカップでコーヒーを飲むこと。
普段自分のデスクや喫煙スペースで飲む「マグカップのコーヒー」を、道路で飲む。
これがとても新鮮。
紙コップとは違う。庭で飲むとかとも違う。
ガードレールでマグカップ。
写真は愛用の、ittalaのteema。

マグカップっていうのは、すごく屋内的で私的なアイテムだと思う。
落とせば割れちゃうから屋外向けではないし、誰とも共有しない自分専用のもの。
会社で人のマグカップには触れにくいですよね。

そういうアイテムをパブリックなとこに持ち出すと、とたんにその場所がプライベートな空間になる。
すぐ目の前を車が通ったり、猫が歩いてたり、工事現場の音が聞こえたり、
後ろに子供を載せた自転車が通ったり、、、
僕のマグカップの不相応さを一切意に介さず、公の日常がのどかに展開されてる。

あー、学生の時に、親が作ってくれた弁当を天気のいいベランダで食べる感覚に、ちょっとだけ似てるかも。
世の中にはほんとにいろんなマニアがいるもので、
僕が最近知ったのが、ダム放流マニア。
ダムの放流のマニアですよ!?
知るきっかけになったのが下のDVD。
その名も、「放流~ザ・ダム~」
!!!
もうこれ以上説明を書く必要もないくらい単刀直入なタイトル。



正直、「おれこれ好きだ。」と思った。
圧倒的パワーで水が放出される様子、そしてなぜかジャストフィットな祭囃子のBGM。
いーなー、こういうマニア。
アマゾンで買えます。

文京区本郷、東大のすぐ近くに「求道学舎」っていう築80年の分譲マンションがあります。
実はそのマンション、もとは80年前に東大生の寮として建てられ、
最近リノベーションされて生まれかわったもの。

kyuudou1.jpg

建物自体の設計は武田五一によるもので、日本最古のRC造集合住宅とも言われています。
当然、リノベーション前は、半分廃墟の様相だったわけだけど、
それがこうして生まれ変わるには、たくさんの壁があるわけです。

日本で、古い建物を保存再生しようとした時、弊害になる負の仕組がたくさんあります。
たとえば相続税や土地神話、行政の支援システムの弱さや、建築法規のガチガチ具合、などなど。
実は保存再生のための技術的な問題なんて、それらと比べたら小さい。

で、この建物は幸福にもそういった壁を乗り終えて再生されたわけだけど、
その再生日誌という形で書かれたのが下の本。
学芸出版社から出てる「求道学舎再生」。
この建物の80年の歴史や、
よみがえるキーになった「コーポラティブ方式」と「定期借地権」という2つの不動産システムの話や、
築80年の建物に施した工事の内容、苦労、ドラマ、
11の住居の設計についてや居住者の生活模様、などなど盛りだくさん。
建築やってる人にもそうでない人にも、おすすめです。
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僕が今日ここで書きたかったのは、
再生にあたって設計・デザインをした近角さんという建築家が、
何を一番大事にして設計を進めたかということ。
日本近代建築史を代表する建築家武田五一が設計し80年の年月を生きてきた建物を、
どういった思想のもとに生まれ変わらせたかということ。

それは、「どうやったら、この建物がよろこぶか」、ってことなんですねー。
すばらしい。
僕は、古い建物に何かを施すときには、絶対にここを軸にスタートしなきゃいけないんだな、と感じた。
何より大事なことだな、と。

こういう考え方は、とてもステキだと思う。
リノベーションや建築などに関わらず、何をするにおいても。
どっかの場所に建物を建てるなら、その場所がよろこぶように、
料理をする時には、野菜や魚がよろこぶように、
車を運転するなら、車がよろこぶように、、、
身の回りのモノは、そのモノがよろこぶように使う。
たとえば自分の体に対しても、体がよろこぶごはんを、体がよろこぶ生活を。
仕事も自分の気持ちがよろこぶように。これはなかなか難しいけど。
こうやって意識してると、それだけで、毎日が豊かになると思う。

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プロフィール
HN:
寺崎 悠真
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/08/03
職業:
建築設計監理
趣味:
散歩
自己紹介:
一級建築士
寺崎悠真一級建築士事務所 代表
NPO地域再創生プログラム会員
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