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IMGP2462.JPG

明日から夏休み。
熊本→金沢→郡上八幡→十日町の旅です。
といっても、半分はお仕事。
熊本では、孤風院というところでレクチャーをしてきます。
金沢では姪っ子と初対面。
そこから郡上八幡へ日帰りプチ旅行。
十日町では、NPOで関わっている長野県上田市のさくら国際高校の先生生徒と、
越後妻有トリエンナーレ月影小学校に合宿。

また後日アップします。
行ってきまーす!
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てっこつばんちょう てっこつばんちょう
ぐんぐんぐるぐる ぐんぐんぐるぐる

富士急ハイランドの新アトラクション『鉄骨番長』のテレビCMです。
ステキ過ぎて釘付けになった。
なんてかっこいいんだろう。
男臭さと爽やかさ、力こぶっぷりとアホっぷり、キレとぬるさ、
バランスが絶妙。

僕の個人的なハイライトは0:08の「バッ!」ってとこ。
長く辛い練習を思わせる一致団結っぷりに涙さえ出そうになる。
0:17の、おそらく工事主任と思われる彼の眼差しも捨て難い。
きっとこの仕事に強いプライドを持っている。家族を犠牲にしながらも。

ロングバージョンでDVDを出してほしい。
3099324019_2fd639ef77.jpg

僕が愛してやまない京都の本屋さん『恵文社』が、なんと、
英国ガーディアン紙による世界の書店番付「The world's 10 best bookshops」にランクインしてます!
記事は2008年のものですが、たまたま見つけてビックリ。

大学で金沢から京都に出てきて住んだアパートが、
たまたまこの恵文社から徒歩3分の場所。
鴨川にならぶ僕のお気に入りスポットでした。
もうたまらんのですよ、品揃えも雰囲気も。
今でも京都に行く時には立ち寄って買いだめをします。

京都に行く予定のある方は是非。
みなさんのオススメの本屋さんがあれば教えてください。
IMGP2675.JPG

そういえば大事なことを書き忘れていた。

一ヶ月程前、槇さんの講演会を聞きに行った。
その講演会のタイトルが、「建築のやさしさについて」。
槇さん御歳81歳。2時間一度も座らずに立ちっぱなしで話してくださった。
すばらしいお話だったんだけど、特に感銘を受けたことを2つ。

formとfigureについて。
formは"形"、意味がゼロ。figureは意味を含む"姿"。
「人の形」と言わずに「人の姿」というのは、そういうこと。
”姿”は、ある歴史や価値観や所作が立ち現れたもの。
建築はformであってはならない。figureを考えなきゃいけない。そういうお話。
僕の恩師である富永先生は、SDレビュー2008の総評で最近の建築の動向を、
『形態のポストモダン』という言葉で表していた。
きっと富永さんがここで言う”形態”っていうのは、formなんだろうな。

もう1つ。槇さんは、しきりに『ヒューマニズム』という言葉を使っていた。
この言葉は正しすぎて、なんだか無敵で、少し恥ずかしくて、
ややもすると僕の世代の建築家は口にしたがらない、正しいことは知ってるのに。
だけどそれを槇さんは惜しげも無く連発していた。
これは誘導だと思った。誘導というか励ましというか、
「いいんだよ、正しいんだよ、こっちで」って言われてるような。
ファッションは変わるし、政治も芸術も技術も変わる、だけど人間は変わらない、
「人が求める空間体は何か」それを考えなさい、そういうお話だった。
それがタイトルの答え、というか教え。
僕としては、勇気づけられた感覚だった。

写真は、講演会の会場になった日本女子大の成瀬記念講堂
1906年清水組(現清水建設)の技師である田辺淳吉の設計によるもの。
ハンマービームの架構自体も美しいんだけども、この空間に数百人が集まっている光景が、
まさに生きられた近代建築という感じで圧巻だった。

IMGP2673.JPG
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詳細はわからないんだけど、Kevin Baumanというアメリカの写真家によるシリーズ。
http://www.kevinbauman.com/100abandonedhouses/
タイトル通り100の廃屋、しかも一軒家の住宅に限った写真。
他の多くの廃墟写真にある暗さや毒々しさや物悲しさがあまりなくて、
物語にまだ生気が残ってるような。

昨日は『親子家づくりワークショップ』の第二回。
前回参加の親子が「楽しかったから」とまた来てくれた、しかもお友達を連れて。
またその模様はアップします。
その後、昨日は一級建築士の学科試験の日だったので、
受験組の打ち上げも兼ねて、大学院の研究室のメンバーで久しぶりに飲む。
新宿コマ劇横のビル屋上の、アジア屋台が並んだようなビアガーデン。
大声出さないと話できないし、突然ベリーダンスが始まるし、
注文が通ってるかどうかもよくわかんないし、
そんなカオスな空間だったけど、それがなんだかジメジメした空気と合っててなんだか良かった。
IMGP2777.JPG

最近、夜ちょっと時間がありそうな日の帰り道に、映画を借りてくる。
こういうムーブメントが定期的にくる。

さっき、『チェンジリング』を観た。
レビューでも書こうと思ってこうやって書き始めたんだけど、
やっぱり僕は映画批評みたいなのは難しい。無理。
だけど、書こうと思ったのは、良かったから。
とても良かったです。

最近観たのでは、『ザ・セル』もよかった。
これは前に同じターセム監督の『落下の王国』を観てそのことを書いた時に、
友達に勧められた映画。
この人の世界はほんとに独特。ジャンルが不明。
僕はその夢にでてきそうな独特っぷりが好きで、DVD買おうかと思ってる。
「良かった」と「好き」は少し違っていて、
ターセムの映画は好きだ。

タクシードライバー』も良かった。
僕はいわゆる名作ってものを食わず嫌いする傾向がある。
それは映画に限ったことではなくて、
夏目漱石も三島由紀夫も太宰治も、あまり読まない。
みんなが好きなものを好きになっても面白くない、っていうただのあまのじゃくだと思う。
だからプロ野球はオリックスファンだったし、Jリーグはサンフレッチェが好きだった。
どっちも、ユニフォームの色で決めた。
まあそんな感じの無意味な食わず嫌いを打破してみようと借りたのが、
この『タクシードライバー』。
すごく良かった。最近観た中で一番良かった。
反省して、今日は『ゴッドファーザー』を借りてみた。

良かった映画を、「良かった」以上に語るのって難しい。
建築や音楽や本の話はまだできるけど、何で映画ってできないんだろう。
”詳しいかどうか”とは少し違う気がする。
なんだか、自分の言葉にしにくい。

最近東京はいやな天気が続いている。
雨が多くてじめじめしている。
昨日はソファで寝てしまって、朝方寒くて目が覚めた。
足がびしょ濡れになってた。
足元の窓が全開になっていて、そこから大粒の雨が吹き込んでた。
足がほんとに、びしょ濡れだった。

写真は内容と全然関係なく、
七尾(石川県)の旧市街にある、老舗の文房具屋さん。
窓の形が、万年筆のペン先になってる。
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プロフィール
HN:
寺崎 悠真
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/08/03
職業:
建築設計監理
趣味:
散歩
自己紹介:
一級建築士
寺崎悠真一級建築士事務所 代表
NPO地域再創生プログラム会員
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