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シルバーウィークの最終日、
森美術館で開催中の「アイ・ウェイウェイ展ー何に因って?」に行ってきた。
アイ・ウェイウェイは中国のアーチストであり、建築家であり、社会評論家。
とにかく作品がみんな外を向いている。
内なるものと向き合って絞り出す、というのではなくて。
彼の中にものすごいパワフルな塊があって、
それが社会の状況や風景と化学反応して作品が生まれてる。
だからアイロニーも全然ねちっこくない。
『1杯の真珠』
『平行棒』
『茶の家』
『月の箪笥』
一番上の作品は『彩色された壷』。
新石器時代の貴重な壷に、工業用塗料をたっぷりかけて彩色している。
五千年前の古色豊かな模様やデザインは消されてしまってるけど、
壷本来の機能やフォルムは活かされている。
モノの価値は、表面にあるのか、見えないところにあるのか。
価値は視覚的なものに因るのか、歴史や意味に因るのか。
世の中ぜんぶフィクション、っていう話は以前、
エドワード・バーティンスキーの映画を観た時にも書いたけど、
そんな虚構をズバッと切り開いて、「この切口をあなた自分の眼で見てごらんなさい」、
って投げかけてるのが、アイ・ウェイウェイ。
ところで、「アイウェイウェイ」って、声に出すとびっくりするくらい滑らかに口から出てくる。
かなり体調が悪い時でも、ちゃんと言えそうな。
アイウェイウェイ。

写真は全て「アイ・ウェイウェイ展ー何に因って?」にて撮影されています。
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今回はローテーブル。
またまさると一緒に。
家具のデザインは、建築の設計と比べて、
より身体に近く、細かい仕草や手触りと対話する感覚。
それが楽しい。
涼しくなりましたねー。バイクの帰り道は肌寒いくらい。
このまえ、面白い話を聞いた。
「夏が終わるね」と言うけど、
「冬が終わるね」とは言わない。春も秋も。
みんな夏は名残惜しいんだ。
僕の事務所の二軒隣の小嶋さんが、
先週オープンハウスを開催された。
自宅である賃貸住宅をリノベーションしたもので、
その戦略も空気感も、ステキだった。
たまたまそこに来ていた小嶋さんの友人と、なんだか意気投合。
内海くんというその彼は企業コンサルをしていて、
「今度面白い友人と飲むから是非来て!」とのこと。
てことで、昨日再会。
とても刺激的で楽しい時間だった。
内海くんは2人の友人を紹介してくれた。
一人はvery50というNPOを立ち上げて、教育パッケージを用いて国際協力に取り組んでいる。
もう一人は、発展途上国の問題解決のために技術開発を軸に活動している。
その彼の話を聴いているうちに、
原丈人さんの話と重なると思った。
聞いてみると、彼はまさに原さんの財団のメンバーだった!
原丈人さんのことをほぼ日で知ったのが2年近く前で、
「なんてすごい人がいるんだ」って衝撃的だった。
理念はシンプルなんだけど、
やってること考えてることのスケールがあまりにもでかすぎて。
ほぼ日での糸井さんとの対談は以下。
みなさんぶったまげてください。
「原丈人さんと初対面ー考古学から『21世紀の国富論』へ」
「とんでもない原丈人さんー第1部」
「とんでもない原丈人さんー第2部」
「とんでもない原丈人さんー第3部」
(撮影:加藤雄生)
家具をつくりました。
マンションを購入されたお客様のインテリアをコーディネートし、
その中の一点、リビングのキャビネットをデザインしました。
部屋の長手いっぱい4mを超える大型のもの、
末永く使える、ブラックウォルナットの無垢です。
パーティーの時などにエクステンションのテーブルが活躍します。
時間がしっかりきれいに染み込んで行くような、そんな家具になりました。
写真奥がエクステンションのテーブル (撮影:加藤雄生)
制作は、大学時代の友人である木家具|川合優によるもの。
彼は京都の山奥の元保育園園舎を工房にし、木の家具や小物を作っています。
いいモノを作ってるので、HPも見てみてください。
寺崎事務所は、建築設計事務所ですが、
家具のデザイン、グラフィックデザイン、地域活性化、ワークショップ、などなど、
幅広く建築の枠を超えて活動しています。